『ローパーブーツ』の定義とは【リオス&ジャスティン】
『ローパーブーツ(ROPER)』の定義とは、まず第一に「つま先(トウ)」の
デザインが丸く緩やかにラウンドしているデザインで、
「シャフトの高さ」が11インチ以下の高さで、
「ヒールの高さ」も3/4低めという特徴が
巷で言われている『ローパーブーツ』の定義となっています。
ですので、パッと見てローパー(ROPER)なデザインでも、
ズボンの裾をめくってシャフトを見た時に
「トップシャフトの高さ」が13インチだとしたら、
それは、『ローパーブーツ(ROPER)』ではなくて、
通常の『ウェスタンブーツ』という認識になるようです。
ちなみに、【リオス・オブ・メルセデス(Rios of Mercedes)】の『ローパーブーツ』は、
1980年代に発売された割と新しいブーツスタイルとなっております。
リオスと同じくアメリカで有名なウェスタンブーツメーカーの
【ジャスティン(JUSTIN)】では、70年代に作られたモデルで
「Ranch Wellington」というカテゴリー内にある
『ローパー#3802(ROPER #3802)』という名前のブーツモデルが、
現在の『ローパーブーツ』モデルの祖で、
『ローパー(ROPER)』という名前も登録商標になっているようです。
これは、レッドウィングでいえば『ペコスブーツ』もレッドウィングの
ブーツモデルの登録商標としてペコスと呼ばれているので、
厳密にいうと『ペコスに似た他のブランドのブーツモデル』は、
【ペコスタイプ・ブーツ】と呼ばなきゃならない
・・・みたいな関係と同じですね。
ですから、最初はジャスティン(JUSTIN)の【ROPER #3802】という
ブーツのモデル名が「ローパー(ROPER)」というだけで、
70年代前半の当時は、まだ一般的に「ローパーブーツ」という
ウェスタンブーツのカテゴライズは存在しなかったという事です。
まぁ、そこまで『ローパーブーツ(ROPER)』に関して
厳密なジャッジ目線は必要ないかもしれませんが、
「ローパートウ(ラウンドトウ)」や
「ローパーヒール(ロウヒール)」などの名称は
ウェスタンブーツをオーダーする際にも使用する呼び名なので、
名前だけでも覚えておいた方が良いかもしれませんね。
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